天然資源に乏しく、国土も広くない我が国において人間こそが国富を生み出す上で重要です。
優れた人材を育てることは地方、国を問わず社会の財産となります。遠回りではありますが教育の再生こそが幾多の問題点の根本的解決になるでしょう。
社会を規定するのは文化であり、文化は国の歴史により形作られます。戦後あらゆるものが日本になだれ込み、道徳観は崩壊し、拝金主義が蔓延り社会は混乱しています。今一度我々は何者か問い直し、あるべき社会に答えを出すためには日本人の視点で日本の歴史を理解する必要があります。
自国の歴史を正しく知ることにより、自ずと国家に対する敬意、誇りといったものが芽生え、異文化と対峙しても遜るのではなく、良し悪しを評価して取捨選択できるようになるはずです。憲法改正や自主防衛も、本質的には上記2点の改革で自律的に果たすことが出来るでしょう。
国を愛し、守るべきは守り、変えるべきは変える、真の保守日本人でありたい。
私は岩手県盛岡市に生まれて2年ほど後に父親の転勤で横須賀に移り住み、それから平成22年1月まで東京近郊に住んでおりました。
平成17年に妻と知り合い、結婚。妻は長岡のお寺の一人娘でした。自分の仕事のこと、お寺の関係者のこと、妻の実家のこと、自分の家庭のことなど、色々と考えましたが、最終的にお寺を継ぐために長岡に移ることに。それから半年ほど修行の後、お寺のお勤めをさせて頂いております。
長岡の暮らしの中で様々な方と知り合い、世間話をする中で「世の中これでいいのか?」と考えさせられることが多くあります。そして大きくは国のあり方から、身近なところではお年寄りの日々の暮らしまで様々な改善点が有るのではないかと思うようになりました。
長岡は都会でありながらも本物の自然がすぐそばにあり、四季の表情が豊かで、米も酒も旨く人も良く、偉大な先人や力強い復興の歴史もあり、日本の良いところが沢山詰まっています。この良さを残しつつ、より良い社会を築くために尽力し、長岡から日本を変えたいと強く思うようになりました。